帝国データバンクの3月19日付発表によると、長崎県の地場企業で地域密着型のホームセンター「OKホーム&ガーデン」を経営していた、OKエンタープライズが、民事再生法の適用を申請したということで、帝国データバンクの大型倒産速報に載っていた。負債総額は60億円だそうです。
以下引用===
(株)オーケーエンタープライズ(資本金3000万円、諫早市多良見町市布1172‐1、代表小泉寛治氏、従業員117名)は、3月19日に長崎地裁へ
民事再生法の適用を申請した。
申請代理人は石渡一史弁護士(福岡県福岡市中央区赤坂1-15-33、電話092-726-2866)ほか4名。
当社は、1973年(昭和48年)11月の設立。長崎県下に「OKホーム&ガーデン」「
OKホームセンター」などホームセンター12店舗を展開。日曜大工用品、建材・木材、塗料、建築金物、園芸用品、インテリア用品などを扱い、積極的な店舗展開により業容を拡大し、2002年3月期の年売上高は約102億円を計上していた。
しかし、借入金による設備投資を続けた結果、有利子負債は約60億円を上回る一方、同エリアでの同業者間との競争が激化し、2007年3月期の年売上高は約73億8600万円までダウン、経営悪化に拍車がかかっていた。
この間、店舗のスクラップ・アンド・ビルドを行う一方で、創業者一族が事実上退いていた。同業大手企業との業務提携や整理回収機構主導の下、債務免除を骨子とした自主再建計画を策定していたものの、メーンバンクの支援も限界に達し、先行きの見通しも困難となって、今回の措置となった。
負債は約60億円の見込み。
===引用ここまで
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/2585.html最近のホームセンター業界は大型店舗の出店や他業種からの参入などで価格の競争が激化していて、中小のホームセンターは、倒産や合併吸収などが多くなってきているようです。
つい最近同じ長崎県のホームセンターサンアイが倒産したばかりですが、どちらも割りと地域に支持されていた企業のようだが、時代の流れに飲み込まれた感がしますね?
九州ではイオングループが巾を利かせ、ナフコやコメリなどの出店ラッシュでお客の分散化が顕著になっています。
小さいパイの中でお互いにお客を取り合って苦しい思いをしているように思います。
今後はもっと淘汰されてゆくでしょうが、埼玉のドイトなどのように、何でも取り扱う企業が買収すると、DIYの精神が薄れて行くようでとても心配ですね。
裏を返せば専門性の商品の取り扱いが減り、即売上げにつながるような商品ばかりが並ぶバラエティショップみたいな所が多くなってしまうような・・・?
しかし、最近は、ビスやドライバーなどインターネットで買えるようになって来ているので、この波に乗り遅れると苦しい経営を強いられる事は必死でしょうね?